2017-09-11,Mon.

このところものを考えていない。自分の感覚と向き合えていない。

2017-08-31,Thu. その2

電気を消して窓を開けて、椅子の上に蹲り、夏の終わりの夕暮れを感じている。

空気がこんなにも柔らかく優しく私を包むので、水色の哀しい液体が体内を巡り体内を満たし、瞼から溢れ出る。

私はいま、夏の終わりの空気の中でこんなにも幸せだから、この空気の香りを胸いっぱい吸い込むだけでこんなにも幸せだから、だから今すぐ自殺してもいいですか?

2017-08-31,Thu.

夏の終わってゆく匂いがする。

雲に覆われた色のないたそがれ時。薄っすらと発光する灰色の空、濃い緑の葉々は燻銀に照り、或いは黒く沈み。

 

水槽の濾過装置からつるつる水の滑り落ち、樹々を揺する風、自動車の過ぎる、ビリリと空気を震す虫の声、

 

 

2017-08-24,Thu. その3

この2ヶ月弱で、世界を知覚して感傷的な気持ちに浸る能力と言語能力がバブル崩壊くらいの勢いで暴落していて、つい最近まで感じていたものを感じようとするとマクサルト飲まなきゃいけないレベルで頭が痛む。ものの例えじゃなくて、本当に頭が痛む。あまりに痛くてつらくて一人でいると吠え声をあげて号泣してしまう。

2017-08-24,Thu. その2

空。

遠くの、ヴェールのような薄く長い雲は地上の風など微動だにせず、低いところに浮かぶ綿菓子みたいな雲たちだけが殆ど静止しているかのような速度でゆっくりと一定の距離を保ちながら流れてゆく。

 

地上は薄暗いのに雲雲は輝いていて、私は眼を閉じてしまう。

どうやら私の瞳はF値を調節する能力に劣っているようです。

 

2017-08-24,Thu.

私には女としての資格がない。

女の美徳、つまり強さ、図々しさ、白々しさ、毒々しさ、そのようなものの一切を備えぬまま生まれてきてしまった。

私は弱く傲慢で潔癖だ。

田沼の濁りを呑み込む器を持たず、清きの中でしか生きることができない。

男の前で図々しく振る舞い女を装うことができたとしても、女の中にまざって生きることはできない。

 

どうしたらしなやかな強さを身につけることができるのでしょうか。私のうつくしいところは少年のような繊細さかもしれませんが、いつまでも少年のままでいることは許されないと思うのです。

2017-07-25,Tue.

7月になって私は壊れた。

溺れている。息ができない。青っぽい水の色と光る透明な空気の色、視界には泡が溢れていて、足の下には何もない、時折爪先が冷たい水流に触れる

 

土曜日に花火を見た。心を破るような光と音が消えた後夜空を流れる白い煙が好き

夥しい人の群れに洗われて、ふと、私ったらまるで生きてるみたいだと、そう思った