2014-08-28,Thu. その2

お題「Jさんについて」(このお題は自分で出しました)


Jさんは嫉妬深い人だと思う。私がTさんの名前を口にするのを極端に嫌う。「Tさんなんかどうだっていい」と、私に言わせようとする。そんな言葉はなんの意味も持たないって、わかっているはずなのに。Jさんのような人にそんな言葉を吐かせてることを思ってわたしは少し嬉しくなる、自分の存在がJさんを狂わせてるのじゃないかって妄想して。でもわたしは、そんなことは、Tさんがどうでもいいなんてことは言えない。Tさんはわたしの人生に大きな影響を与えたひとだ。わたしは、「TさんがTさんの恋人と幸せになってくれることを今は心から祈れる」「わたしはあなたがいてくれればいい」と、そう答える。Jさんはまた、Twitterでよく私のツイートをふぁぼる人や、たまに言葉を交わす人、この日記を読んでいるであろう人について私に質問する。

Jさんはときどき私に、自撮り写真を送って欲しいとメールを寄越す。「わたしはこうやってあなたにジドリを送るけれど、わたしにはあなたが存在してる証拠は何一つとしてないのよ」と拗ねてみせたら、Jさんは存在証明と称して、あのステキな手の、標本みたいな写真と、横顔の写真とを送ってくれた。写真を見るまで、Jさんがこんなにハンサムだなんて気づいてなかった。

学問の話をしてるJさんの声が好き。自信に満ちて少しだけつっけんどんなその早口は、耳許で睦言を囁く甘ったるい震えた声よりも、私を興奮させる。

夜、電話でJさんに化粧品雑誌の話をした。Jさんは、それは少し滑稽に思えるのじゃないかと言った。私は、けっしてそんなことはないと言った。睫毛を0.1mmでも長く見せることに心血を注ぐことのできる彼女らのことを心から尊敬すると。彼女らはわたしには見えない世界を見ているのだ。