2014-09-25,Thu. その2

香代は「ああッ」と激しい羞じらいの声をあげて腰を横にねじり、下肢を縮かめたが、その下肢の奥はもう眼もあてられぬさまにしているに違いなかった。

『【定本】辱かしめないで ー 田園調布夫人』千草忠夫  マドンナメイト文庫


もう一つ贅言しておくならば、「ぼろんじ」という題には特別の意味はない。ただ音(おん)がおもしろく、むかしから私の気に入っていることばなので、これを採択したまでのことである。けだし「あんあん」「のんの」のたぐいか。

澁澤龍彦『眠り姫』河出文庫「ぼろんじ」


たった一枚の写真に、その "時の前後" が本質として出る。

雑誌『VoCE』 2014年11月号  荒木経惟「愛ノ説明」2  vol.30