2014-10-01,Wed.

川上未映子『ヘヴン』を読む。講談社文庫。カヴァーの質感が好き。
面白いんだけども、好きじゃない。
「あいつら」「自分」みたいな分け方をすることに虫酸が走る。「あの子たちにも、いつかわかるときが来る」「わたしや君には、このことの意味がちゃんと理解できてる」なんて。気持ち悪い。コジマ。この女の言ってることは何一つとして理解できない。試練?なにそれ?強いとか弱いとか、世界はそんなもので区切られていないと私は思う。
百瀬という男は、彼は私と同じ類の欺瞞を上手に身に纏っている。
私は泣く理由を持っている人を僻んでいるのかもしれない。
この小説は、面白かったけどよくわからなかったし好きではない。でも一番最後の一段落は好きかもしれない
正直駄作と思う。だってうつくしくないのだもの。「ただ書いただけ」の作品てかんじがする。しかし最近の小説をあまり読まない私が何か言うのもおかしいのかもしれない。私はたとえば村上春樹を読んだことがないが、彼の作品を何か読んでみればやっぱり駄作だと思うのかもしれない。私がなんと思おうと村上春樹が評価されていることは事実なのだし川上未映子村上春樹ほどではないにしても評価されているのだろう。つまりそういうことだ。






まだ読んでないからわからないのだけど、しかし、たぶんね、『わたくし率 イン歯ー、または世界』はきっとすごく面白いのじゃないかなって、思ってる。そんな気がしてる。どうかな