2014-10-23,Thu.

●「小説家は私小説を書いたら終わりだ」という言葉が頭にこびりついている。中学2年生くらいのときから。この言葉を吐いたのは安部公房であるような気がしてるのだが実際のところはわからない。中学2年生というのは私が安部公房に出会った歳だ。
●この言葉はつまり、「読み手が現実の感情として「わかる」ような、そんな小説を書くべきではない」という意味だと解釈している。最近の小説を幾冊か読んでみて、そしてそれより前に書かれた私が偉大だと思う小説たちと比べてそう感じた。
●ところで「それより以前に」という言葉のつかいかたをしてもよいものだろうか?わたしはあまり「頭痛が痛い」に嫌悪感を抱かないのですが、それとこれとは違うおななしであるような気がする。「それより以前に」は「馬から落馬する」の仲間であって、それらはたしかに間違っているのだが、「頭痛が痛い」はそれらとは一線を画しているように感じる。「頭痛が痛」くてもいいのではないか?
●コスメ雑誌のクリスマスコフレ特集を眺めて心をいためている。どれも欲しい。ううう。