2014-10-28,Tue.

ねえ、なんで?

どうしてわたしはこんなふうにして誤魔化しながら誤魔化されながら生きてるの?さっさと死んでしまえばいいのに

どうしてわたしを言葉の通じる相手として扱うの?それとももうそう扱ってはいないの?だから「ずっと一緒にいよう」とだけ言うの?

わたしはどこにいるの?

あなたなんか嫌いよ

わたしに見えてないものを見ている人間はみんな嫌い

わたしの眼は恐怖と悲しみに曇って何もみていない

嫌い、嫌い、大嫌い

私を殺して

殺してください

私がいなくなっても困るひとなんていない

そうでしょう?

あなたが私のこと愛してるって、私は信じてないの

あなたはほんとうに私を愛してるのかもしれないけれど、私はじぶんが誰かに愛されてるなんてどうしても考えられないの、信じたくない

それとも、では、あなたがわたしを愛しているなら、どうかわたしを殺してください

わたしを解放して

こんなふうにわたしを生かしておくのがあなたの愛なの?こんなに恐ろしい場所にわたしをひとりで立たせておくのがあなたの愛なの?

快楽なんていらない

すべての感覚をわたしから取り去ってください

あなたがどう感じるかなんてわたしはもう考えられない

あなたが苦しんでもいいから、お願い、わたしを救って

わたしが悪いんでしょう?わたしはあなたがわたしの腰骨に手を掛けわたしを引き寄せてあなたの起立した男根をわたしの腹に押し付けた途端すべてを忘れてしまうのだから

あなたはこれからもそうやって騙し騙しわたしを生かしておけばいいと思ってるのでしょう?

わたしを殺してはくれないのでしょう?

たまらなく頭が痛い

割れるように痛い

あのときは「キラキラしてるから」だなんて誤魔化したけれど、違うの。冷たく鈍く光る刃物を見ると、腰が砕けそうになる。背中を何かがぞわぞわと這い上がる。あなたの男根を目の前に差し出されたときと同じ。わたしの肉を割って入ってくる絶対的な他者。重たく光る冷たい金属で、あなたがわたしの肌をキラリと撫でたら、わたしはどうなってしまうでしょう。きっと最高の快楽だわ。わたしがあなたの背中や腕に爪を立てるようにあなたも私の肌に傷をつけてよ。ねえ、だめ?わたしの指に鉄の指輪をはめて?