読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

2014-11-09,Sun. その3

昨晩Jさんに、「あなたは僕の話をつまらないと思っていて、ただ生返事をしているだけなのではないか」というようなことを言われた気がする(私は楽しくないことはあまりはっきりと覚えていられないのでそのときのこともJさんの嫌味ったらしい口調のことしか思い出せない。「僕がここで説明しなくても、あなたはちゃんとわかってるんだろう?」)。私と30分以上まともに会話したことのある人は殆どがこの指摘をする。ちゃんと聞いてる?ちゃんとわかってる?ただ「うん」「うん」って言ってるだけじゃないの?この話、つまらない?etcー。何度言ったらわかるの、わたしにとっては興味がないだとかつまらないだとかそういう言葉は意味を持たない。日常生活を生き抜くためにはそれらの言葉を使わなければならなくて、だからわたしは無理矢理に、意味もわかってないそれらの言葉を使うの。「現時点でそれについて自分は何の知識も持っていない」を「興味がない」に、「言語使用の傾向が不愉快だ」を「つまらない」に置き換えて。わたしは辻褄を合わせるために、世間との決定的なズレを埋めるために、コトバに自分だけの独自の意味を与えなくてはならない。わたしは語りたくない。反応したくない。永遠に「生返事」を続ける。それとも誰かがしているみたいにあなたのお話にまったく的外れで馬鹿馬鹿しい意見や質問を投げかけ続ければいいの?あなたはそれが嬉しいの?わたしは愛玩動物だから、欠陥製品だから、そんなことはしない。わたしにそんな機能は備わっていない。わたしは、腰の括れや獣みたいな啼き声をあなたに観賞されるために存在しているの。あなたのお話を聴くことは楽しい。でもそれだけなの。わたしは聴くことしかできない。そうでしょう?わたしはときどき、あなたが私に飽きればいいと思ってる。あなたは「僕の周りには変なヤツが沢山いるがあなたのような人ははじめてだ」と言ったでしょ?少し物珍しいから私に興味を持っただけなのよ。すぐに飽きる。すぐに厭きる。あなたが私に飽きれば、わたしはもう死にたくないなんて考えずにすむ。あなたが言ったように、あなた以外の男がわたしの相手をすることはできない。男だろうと女だろうと、わたしに辛抱できるのは、わたしに興味を持ち続けることができるのはあなただけ。あなたがわたしを解くと言ったとき、ロマンチックでとても嬉しかった。あなたがほんとうにわたしを解いてくれると、信じた。でも、解く必要なんてない。あなたはもう苛々してるでしょう。