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2014-11-15,Sat. その2

Jさんは「川上未映子はあなたの思ってるような人間じゃない」などと言ったが、彼はわたしのことを誤解している気がする。わたしは、川上未映子はどんな人間であっても構わないと思っている。川上未映子だけでなく、自分自身もJさんも、みんな、どんな人間であっても構わない。Jさんはわたしがものの本質を見抜くだとか、そういう表現をしたけれど、それはほんとうのことではない。Jさんはわたしの本質を見抜いていない。わたしはものの表面しか見ないから、「ものの表面だけを見る」ことができない人には恰もわたしがものの本質を見抜いているように見えてしまうというだけのことだと思う。わたしはわたしが見た「もの」の表面に立ち現れている事柄だけを述べる。表面に現れているのだから、それは的外れではあり得ない。ものの表面しか見ないというのは一種の才能だとは思う。けれど、どう考えたって欠陥という側面のほうが強い。ものの表面しか見ることができないんだから。一番大きな問題は人と話が噛み合わないことだ。わたしは説明することができない。