2014-11-24,Mon.

工藤さんに私を捨てさせるために、精一杯の嘘と精一杯の演技を。傷つけても傷つけてもどんなに傷つけても工藤さんは私を手放してくれない。ひとを傷つけることに私は耐えられないから自分を守るために自分のこころを作り変えてしまって、だからもうだめなのだ、私はいま人を愛せない、工藤さんが愛してるって言ってくれるのが苦しくて苦しくって堪らない。私の嘘は、自分さえも騙す嘘だから、機動力に劣るのだ、愛してると言ったら愛してる気持ち、愛してないと言ったら愛してない気持ちを自在に創り出せるけれど、それをコロコロと軽妙に切り替えることができない。

そもそも愛ってなんだかわからないしそれに工藤さんがどうしてこんなに私に執着するのかわからない。

どうしたらいいかわからない。

昨晩4時間くらいSkypeで話をして、工藤さんが愛してると言うたびに私は気持ち悪いと言った。なのになんで私を捨ててくれないの。こんな酷いことをすれば私のこと捨てないわけがないと思ったから私あんなに工藤さんを傷つけたのに工藤さんが私を捨ててくれないから私は工藤さんを傷つけただけになってしまってもうどうしたらいいのかわからない。私工藤さんのこと愛してないって言ってるのに工藤さんはずっと私と一緒にいたいって言う。あなたが僕を愛してなくても僕はあなたのそばに居てあなたが独りで怖い思いをしないようにすることができる、って言う。
愛されてて幸せだなんて思えない。申し訳なさでいっぱい。工藤さんは、僕が悪かったんだ、あなたの気持ちに寄り添えなかった、あなたを大事にしてなかった、なんて勝手なことをたくさん言って私に謝る。そうやって工藤さんに謝られるのが一番つらい。愛くるしい健気な工藤さん。私は罪深くて罪深くて罪深くて罪深い。でも、悪いのは工藤さんなのだ、工藤さんに人を見る目がなくて私なんかを愛するのがいけないんだ。工藤さんはだれかに必要とされたいのだ。私は工藤さんがそばに居たら工藤さんを頼ってしまうし怖かったら工藤さんにしがみついてしまう。工藤さんを求めてしまう。私の世間並みでない弱さを知っているから工藤さんは私に執着するのだ。