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2015-01-07,Wed. その3

死にたい
殺して
私を捨てて


Jさんは私がそんなことを言うと無視するようになった。無視するか、或いは怒りと制止を含んだ強く荒い声で「にゃー」と。そしてスポーツや哲学のはなしをはじめる。私はどうしたらいいのかわからない。黙って自分の肌に爪を立てる。Jさんは電話の向こうにいるので気づかない。これが愛玩動物というものなのでしょうか、私は望んでいた地位を手に入れた?人間扱いされず、愛情を注がれ、…。私は交配によりちいさくなった犬みたいにおどおどとご主人さまを見上げる。猫みたいな身体でご主人さまにしなだれかかり、罪のない我儘を繰り返し、にゃあにゃあと意味のない嬌声をあげる、恐怖を訴えることは許されない。にゃあ。


幸せ。にゃー!