2015-07-02,Thu.

「ああそうとも。まったくあんたの言うとおりだ。だが、わかってくれ、おれはただ、ある晴れた朝、自分がベッドの上で自殺しているのを人に見られたくないだけなんだ。おれはストーカーじゃないが、がさつで実際的な人間だ。わかるだろう、人生を愛しているんだ。ずいぶん長いあいだ生きてきて、生きるのが習慣になってしまったんだ……」
A&Bストルガツキー『ストーカー』深見弾訳 ハヤカワ文庫SF