2016-05-19,Thu.

私はネイルアートが大嫌い。あんな汚いものってない。爪は一色で塗れば綺麗だけれど、色や装飾が追加された途端おぞましいものへと変化する。1つの手の内の数本の指だけ違う色で塗るのも嫌い。ジェルネイルも嫌い。あの厚みが私を息苦しくさせる。中央線の窓を突き破って市ヶ谷や御茶ノ水のあたりの線路に沿うお堀に飛び込みたい。私はあのお堀に飛び込むことを考えると身が竦む。竦むと同時に嬉しくなる。私はあのお堀の深さを知らない。たぶんそんなに深くないんだろうと思う。でも想像の中で私は、光を透過しない緑色の冷たい水(闇)の中をどこまでもどこまでも沈んでゆく。ゴミや変な水棲生物なんかがうじゃうじゃ漂っていて、でも底につかない限りそれらは私と何の関わりも持たないだろう。そしてお堀には底はないのだ…。