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2017-05-13,Sat.

A君とお茶する。A君とはずっと昔友達の友達ということで知り合って、ツイッタで意気投合し、今に至る。リアルで会うのは数年ぶりだけれど、ツイッタでお互いの生活を監視しあっているからかお久しぶりな感覚もあまりなく楽しかった。A君の絶妙なスノッブ感(スノッブという言葉の一般的な用法から悪意を取り除いた意味で)がとても好きです。

 

久しぶりに澁澤龍彦「犬狼都市」を読む。背筋がぞくぞくする素晴らしい作品。やはり澁澤は翻訳より本人による文章の方が数段良いと思う(翻訳は生田耕作種村季弘が好き)。読んでいたら岡崎京子『pink』が読みたくなってきた。麗子は(継母の差金により)肉料理にされた愛狼を食べる夢を見、ユミちゃんは(継母により)バッグにされたワニを連れて旅行に行くことにする(ユミちゃんは悲しむがワニと一緒にお出掛けができるようになったことを喜びもする)。愛するものを体内に取り入れるということ。愛するものとひとつになるということ。

 

私は愛する人の皮膚を剥いで本をつくりたい。一冊の本は世界そのもの、そして永遠そのものと同値だ。本を作る行為はいわば積分と同じだ。