2017-05-22,Mon. その2

勢いよく皮膚に打つかる陽射しや盛り上がる緑や遠慮をなくした花の香りに触れて、焦る。遠くの空を飛ぶヘリコプターや道行く車の音も、響きが違う。空気には確実に、夏の重苦しい軽薄さが溶け出ている。

まだ、夏にはやって来てほしくない。ほんの少しでいいから待っていてほしい。私の準備ができるまで。

私は夏がとても好きだから、こんな全身に重りをぶら下げたような状態で夏を迎えたくないのだ。はちきれんばかりの生命力を湛えて夏を迎えたい(そうじゃないと肉体的にもまずいことになるし)。