2017-05-24,Wed.

青木画廊に行き『一角獣の変身〜青木画廊クロニクル 1961-2016』を購入する。澁澤龍彦瀧口修造種村季弘金子國義四谷シモンマンディアルグ夫妻、エトエトラエトセトラ、幻想文学、幻想絵画、シュルレアリスム、に興味のある人は必見の、これ一冊でほとんど辞書のような役割が果たせそうなくらい内容の濃い歴史書。豊富な写真、図版、興味深い対談、様々な文筆家がかつての展覧会に寄せた文章の数々に圧倒されます。今まで知らなかったアーティストも多く、興味の幅がいささか広がりすぎるのでキケンかもしれない。

 

喫茶店でこの本をパラパラ捲った後、三越の化粧品売り場を徘徊する。ジョーマローンのレア・ティー コレクションのコロンを試し(魅力的なコレクションだった。烏龍茶が非常に気に入ったけれど買わないだろう。年を重ねた人に似合う香りなのだ。深みと含蓄と温もり、地の底から昇ってくるような濃厚で甘く纏わりつく香り、しかしそれだけでは終わらないギラリとした冷たく苦く恐ろしいもの(闇の底からの叫び声の残響)を秘めている。)、アナスイでメタリックなターコイズブルーのマニキュアを買う。アナスイで買い物をしたのは初めてのことだが、ハマりそうな予感(今まではシャネルのような質実剛健なブランドにしか興味がなかった。正直、アナスイなんて見た目がチャラチャラしてるだけでしょ、と思っていた。今はそのキラキラゴテゴテしたパッケージ、乙女心を擽るツンとした薔薇の香りに惹かれる。実際にベースメイクのサンプルやマニキュアを使ってみてただチャラチャラしているだけじゃないってこともわかったし)。