2017-07-16,Sun.

あの人となら遊びとしての本気の恋(遊びだから恋以上のものに変化することはない)ができるかもしれないという考えが浮かんだしゅんかん、頭の中だけで恋に落ちていた。あの人は私を金魚みたいに扱うから。その感情が、Tさんに対する片想いとあまりにかけ離れているので、色のある闇に飲み込まれたような強い戸惑いに襲われた。これは悲しみと痛みです。これは生まれてはじめての本物の純粋な恋です。私はあの人について恋以外のいっさいの感情を抱いていない。Tさんに対して尊敬や畏れや蔑みや憧れや希望や欲望やときめきやありとあらゆるごた混ぜの感情を抱いているけれど、あの人に対しては恋しかない。

 

あの人は何の感情も示さない瞳でただじっと私を覗き込む。目頭にほんの少しだけ伺うような悲しみの気配がある。あの人がその奥で何を考えているかは問題ではない。

 

あの人の前で私は無表情でいられる。